
「キッズラボラトリー」はおもちゃの定額レンタルサービスです。
わが家でもちょうど利用を検討していて、どんなおもちゃが届くのか、料金はどのくらいなのか、いろいろ調べていました。
そんな中、「キッズラボラトリー」で検索をしていたら、「請求漏れ」というちょっと気になる言葉が…。

「えっ、請求漏れってどういうこと…?」と、つい気になって調べてみたところ、実際にX(旧Twitter)やGoogleの口コミで、いくつかの投稿が見つかりました…。
これから使ってみようかなと思っているサービスだからこそ、事前に知っておきたい情報として、調べてみました!
キッズラボラトリーの「請求漏れ」とは?
「請求漏れ」とは、その名のとおり「本来支払うべき料金が、何らかの理由で請求されていなかった」という状態を指します。
キッズラボラトリーの場合も、解約済みなのに1年〜2年後に“突然請求書が届いた”という投稿が、XやGoogleマップに複数見られました…💦
特に多かったのが、「AmazonPayやNP後払いを利用していた方が、後から“請求漏れ分”として郵送で請求を受けた」というケースです。
しかも、
- 解約後に突然届いた
- 何年も前の請求
- 当時の利用明細がすでに見られない
といった事情から、利用者の中には「本当に支払っていなかったのか確認できない…」と困惑した方も多かったようです。
実際の投稿内容を見てみる(Googleマップより)
実際に「キッズラボラトリー 請求漏れ」で検索してみると、Googleマップにこのような投稿が見つかりました!
Googleマップの口コミより(要約)
2023年6月に解約済みだったのに、2024年11月に突然請求書が届いた。
内容は“2023年5月分の請求漏れ”とのこと。
すでにクレジットカードの利用明細が見られないため、支払い済みかどうか確認できず不安だった。
この投稿の前後で、Xでも似たような発信がいくつかあり、「本当に支払い漏れがあったのか、自分では確認が難しい」という状況が、不安やトラブルの原因になっているということです。
このあと、キッズラボラトリー側がどのように対応しているかを見ていきましょう。
キッズラボラトリー側の対応と見解
結論から言うと、キッズラボラトリー側は、請求漏れの件について「謝罪+対応」はしています。
ただ、利用者が「請求が正しいか確認できない」という状況を完全にフォローしきれておらず、一部のユーザーに混乱と不信感を与えてしまったのは事実と言えそうです。
実際の対応内容(Googleマップの返信内容を抜粋)
このたびは、弊社の対応によりご不安な思いをおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
ご指摘いただいた件につきましては、事実に基づくデータを誠実に提供し、不備がないよう慎重に対応しております。
今回のような誤解を招く事態を重く受け止めており、お客様に余計なご負担をおかけしたことを深く反省しております。
このように、企業側としては真摯に対応していることが伝わってきますが、請求の正当性をユーザーが自力で確認できない状況については、「不安が完全に払拭された」とまでは言い切れない側面も残りますね。
請求漏れの原因は?
キッズラボラトリーで発生した請求漏れは、システムの仕様と処理のタイミングによるものでした。
その理由は、同社の決済システム上、仮決済(与信)は行われていても、売上として正式に確定させる処理が何らかの理由で漏れていた場合、一定期間を過ぎるとその取引が自動的にキャンセル扱いとなってしまう仕組みにあります。
実際に、2025年1月に公式サイトで発表された説明によると、2024年9月の決算時に帳簿と管理システムの金額にズレが見つかり、調査の結果、一部のお客様への「売上確定処理の漏れ」が判明。最大で5年前の取引まで遡って、再請求が必要となったケースもあったとのことです。
つまり、今回の請求漏れは意図的なものではなく、システム上の仕様と処理フローに起因するトラブルだったと考えられます。
これから利用する人が気をつけたいこと
今回のような請求漏れの事例が気になる方は、決済情報や解約日などを軽くメモしておくと、あとで安心できるかもしれません。
その理由は、過去の利用履歴が確認できない状況になると、「自分が本当に支払ったのかどうか」を証明するのが難しくなるケースがあるためです。
たとえば、今回の事例では、AmazonPayを利用していたユーザーが、過去の明細が確認できず、困惑したという声がありました。
もちろん、そうしたトラブルは今後起きないよう企業側でも改善が進められていますが、「念のため記録を残しておく」というひと手間が、不安を軽くする材料にはなるかもしれません。